「何をするか」ではなく、「何を成すか」だ


 世の中の人はよく相手がどんな地位か、どんな職業かで人間を判断する。職業などはどんな人格か、どんな性格かをおぼろげに反映していることもありますが、それは本質を見ているとは言えません。

 職業などは人にとって
社会に貢献するための手段です。例えば獣医師なら動物を治すことによって、パン屋さんならおいしいパンを提供することによって社会に貢献すると言うことです。
 
 ある職業に就いていながらその職務と反することを行っていたり、自分の利益のためにその職業を利用しているだけという人であれば、その人の存在には意義はありません。
 何を生業としているかは提供するものの質や大きさという点で大切ではありますが、それよりも大切なのは
その人がその仕事を通じて何を成し遂げているか、成そうとしているかと言うことです。

 目的意識が無くして何をしていても本質的な意味はありません。何かをするときには「何のために」「何をしたいのか」が大切だと思います。お金や地位のために働くのであれば自分の人生はお金や地位以上の価値はないと言うことです。


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