大切なもの
何を信じ、何を目指し、何を大切にして生きていくか
は自分自身にとっては何よりも大切なものです。人はみな、自分なりの大切なものを心に抱いて生きています。
自分が大切にするものが他人の大切にするものと比べてどうかなど比べる必要はありません
。他人は他人であり、自分は自分です。
人から何を言われるとしても、自分がそれを大切なものだと思っているならば、他人の言葉に左右される必要はありません
。他人がそれをどう思うかは関係ありません。
人によって何を大切にするかは異なります
。他の人が大切にしているものが自分と違っていたとしてもそれは当然です。
自分の大切にするものを他人に強要してもいけません
。人は人で自分の大切にするものを心に抱いているかも知れないのです。
人から言われて大切にするのでもありません。自分が心底
それを大切にしていたいと思うからこそ
、大切なものとして心に持ち続けるのです。
自分がそれを大切にしたいと思い、それが自分にとっては価値があるものだと感じるならば、それを大切にすればいいのです。
大切なものを心に持ってこそ、充実した人生をおくることができるのだと思います。大切に感じるものを持たない人生は寂しいものです。
若いうちはいろんな事を体験して、
多少浅くとも広い知識
を得ることが大切だと思います。
自分が大切にすべきものがなんなのかは最初は誰も分からない
からです。
いろいろ体験してこれこそは、と思うものが見つかれば突き詰めてそれを学んでみればいいと思います。
ダメだったらまた新しく学んでいけばいいのです。
一度学んだものは心の中で糧
となります。人生の経験に無駄なものはありません。
まだそれに巡り会っていないと思っていても、実は出会っていたのかも知れません。もう一度注意して見直してみれば、実は大切なものに出合っていたことに気づくかも知れません。
もしくは、実はもうそれは心の中にあるのかも知れません。実は心の中にあるのだけれども、忙しかったり、他の大切でないものに埋もれているために、見えにくくなっているのかも知れません。
大切なもの、それは
理性と感情が一致
したところに存在する人の知性のたまものです。
それは人が何を心に抱き生きていくかの
よりどころ
となり、
自分に対する確信
をもたらすものです。
自分が何を成すべきか、それを自覚していればそれが自分の存在に対するアイデンティティとなります。僕達は自身に対する価値と確信を求めるからこそ、はるか昔から自分たちの存在を悩み考え続けてきたのです。
自分が大切にするものは誰でもない、自分のためのものです。
このHP内の文章、イラストの無断転載を禁じます。
著作権の一切は二本松昭宏に属します。
あなたのご感想を心からお待ちしております。
おなまえ(ハンドルでも)
メールアドレス(できれば)
性別
男
女
メッセージ・ご感想