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ひも状の寄生虫が感染して起こる病気で、母ネコからの経乳感染、虫卵の経口感染、待機宿主の捕食などによって感染します。
下痢や栄養障害、腹部膨満などを起こします。
人へ感染すると幼虫移行症を起こすので要注意です。特にお子さんは注意してください。ネコの糞便を通じての他、鶏・牛のレバーの生食から感染することがあると知られています。
腸内の虫は駆虫薬で殺すことができますが、環境中の虫卵が口からはいると容易に再感染してしまいます。ネコは自分の体をグルーミングしてなめるので特に再感染が多くなっています。
感染→卵排出→再感染のパターンを繰り返すコが多く、他のネコや人への感染をくい止めるため、猫が成長するまでは定期的に薬の投与を続ける必要があります。成ネコは1度の駆虫で良いとされています。
いずれにせよ、回虫卵が発見されたネコのトイレは全部砂を廃棄し、可能なら環境中の土壌の正常化をしましょう。紫外線、ヨード(120ppm )、高温、漂白剤(1%塩素)の20倍希釈液で感染性が低下するとされています。
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