 |
|
|
|
 |
|
心臓の筋肉が肥大して内腔が狭くなるとともに、心臓の拡張する能力が低下するために、体が必要とするだけの血液を送り出せなくなる病気です。全身に血液を送り出せないと、血液が肺でうっ帯し、肺水腫を起こします。また血液がどろどろになって固まりやすくなり、血栓が動脈に詰まって障害を起こすこともあります。
元気・食欲・運動能力の低下や呼吸困難を起こします。血栓が後大動脈に詰まると突然の後肢の虚脱・麻痺となります。
|
 |
|
|
レントゲンや超音波エコーで診断をします。
通常完治は無いので一生のおつきあいになります。心臓の筋肉肥大をコントロールし心筋を休めるためのβブロッカーあるいはカルシウム拮抗薬という薬を使います。心筋変性を予防し血管拡張作用を持つACE阻害薬も有効です。肺水腫が起きているときには利尿薬を使います。
食餌は塩分の多い物は避け、できるなら処方食でコントロールします。
不整脈がよく起こり、突然死の危険性が高い病気でもあります。しっかり薬を飲ませ、食餌に気を使う必要があります。
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|
|