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ブドウ膜というのは虹彩部分及び目の奥側にある膜のことで外傷、感染、角膜などからの炎症の波及、末期白内障、過敏症、ネコエイズ・ネコ白血病、トキソプラズマなど様々な原因によって起こります。
犬では何らかの物質に対する過敏症が多いといわれ、ネコではエイズや白血病が多いといわれています。
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炎症反応が起きると、虹彩が収縮・痙攣して強い痛みを引き起こします。また角膜の奥の眼房の白濁や出血を起こします。眼房水の産生が低下して眼圧が低下することが多いです。放っておくと炎症反応が進行し、視力を失ったり、虹彩癒着から緑内障を併発したり、レンズの栄養障害から白内障に進行したりすることもあります。
縮瞳を抑えるためのアトロピンや消炎剤の目薬と同時に抗生物質、ステロイドの内服を行います。
併発症や後遺症が残ることも多い病気ですので予断は許せない病気です。
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