 |
|
|
|
 |
|
唾液腺やその導管が傷害され、唾液がたまって腫れている状態です。漏れた唾液は炎症を起こし肉芽組織で取り囲まれます。
特に痛みもないまま頚部や顎の下がぽこっと腫れてきます。通常腫瘤は柔らかい触感です。舌の根本にで |
 |
|
|
きることもあります。ゆっくりと大きくなって来、気道や食道の障害を起こさなければ特に症状はありません。
排液すれば一時的になくなりますがまたたまってきます。繰り返し排液処置を行っていくと、細菌感染による膿瘍化や線維化をおこし、治療が複雑となります。
根本的治療は外科手術を行い唾液腺とその導管を取り去ることとなります。手術のリスクは比較的低いですが、唾液腺の周囲には神経や血管が集中しているので、炎症を起こしている状態では特に難易度が高くなります。
併発症が無く、唾液腺をきれいに分離できたときには合併症の心配はないですが、癒着などが生じていた場合には顔面神経の障害が起こる可能性があります。
時間がたつほど治療が困難となりますので、早めに手術することをおすすめします。
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|
|