扁平上皮癌




 皮膚の細胞が腫瘍化する病気で通常悪性です。肢端、陰嚢、鼻端周囲、四肢や肛門周囲など色素沈着の少ない部位におこります。
 
体幹部にできたものは局所浸潤が強いが遠隔転移は低いといわれています。
 
肢端にできたものは骨浸潤やリンパ節転移を起こしやすく、遠隔転移が多く、予後がより悪いといわれています。
 早期に広範囲の切除が必要で、リンパ節も一緒に摘出する必要があります。その他放射線や温熱も有効といわれています。化学療法は術後6ヶ月継続する必要があります。