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赤血球を作る機能の低下もしくは作られた赤血球の喪失によって赤血球数が減少した状態です。
貧血が起きているときには元気や食欲が無くなり、粘膜の蒼白や頻脈・不整脈、あえぎ呼吸が見られます。
原因は様々ですが、まず検査で赤血球の産生の有無を調べます。再生性/非再生性に分類した後、必要に応じ寄生体の有無、内臓の検査、血液凝固能などを調べます。
治療方法は原因によりますが、強い貧血(16-20%以下)の時には輸血をして減少した赤血球数を補充します。
1. 再生性貧血
体からの血液の喪失量が作られる量を上回る状態です。
主な原因は外傷や胃腸からの出血、溶血性疾患です。
溶血性疾患:バベシア、レプトスピラ、中毒、自己免疫性貧血、etc。溶血に伴い、発熱や黄疸、脾腫など付随する症状も見られます。
2.非再生性貧血
作られる量自体が減少することにより赤血球の補充が足りなくなっている状態です。主な原因は鉄欠乏、慢性炎症、骨髄疾患、エリスロポエチン減少(腎疾患)、骨髄での成熟異常などです。
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