胃捻転




 大型犬に多い病気で、ガスで拡張した胃が捻転し、大静脈を閉塞させてショック状態になる病気です。放置しておくと死亡率がとても高い病気です。捻転により、組織が虚血し胃の壊死(特に大湾)が起こります。腹膜炎と循環性ショック(門脈・後大静脈閉塞)が起こります。
 急いで胃の中のガスを抜き、開腹手術により捻転を整復し再発を予防する必要があります。ショック状態になっている事が多いので死亡率は高い病気です。
 大型犬では散歩前に食餌を与えると発生率が高くなりますので、ゴハンは散歩後に与えるようにしてください。