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通常精巣は生後3-10日の間に陰嚢の中に下降しますが、下降が起きずそけい部〜腹腔内に精巣が残った状態を陰睾といいます。大体のコは生後6-8週で陰嚢内の精巣を触知できるようになりますが、陰睾かどうかの確定診断は5-10ヶ月頃に触診をして行います。
全身症状は特にありませんが、将来的に精巣腫瘍になる確率が高くなります(正常な精巣の約13倍)。またテストステロンの分泌異常から性欲亢進・興奮性上昇などの行動の変化が見られることもあります。繁殖力については低下はしますが残っていることが多いです。しかし、遺伝が大きく関わっている病気ですので、この病気が見られたコは繁殖に用いないことが推奨されています。
将来的には残った精巣が腫瘍化し病気のために手術をしないといけないということも大出ので、若いうちに去勢手術をしておくことをおすすめします。
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