恐怖症




 犬が怖がっているときにでる行動であり、恐怖のシグナルを出しているときに追いつめると恐怖による攻撃行動を示すこともあります。
 支配性行動と違い、
犬は耳や尾を垂れ、姿勢を低くし、ときにふるえています。うなり声による威嚇も見られます。
 咬んできたときに
怒ることは逆効果なので止めてください。犬に不安感を与え、恐怖心をさらに強めてしまいます
 犬が
恐怖を感じないような環境を作ることが重要です。「前から近づく、上から手をかぶせる、目を正面から見つめる」など、犬に威圧されていると映る行動は避けてください。犬に接するときには優しく声をかけながら触るようにし、「近づくときはカーブを描くように体の横・後ろを向けながら、手は下から差しのばす、目はじっと見ない」という


風に接してください。
 犬に
自信を持たせることが大切ですので、「持ってこい」などを教えて、自信を与えることと同時に飼い主さんとの心の絆を育んでいってください。失敗させてそれを叱るのでなく、成功させてそれを褒めるということが重要です。