網膜剥離



 網膜は眼球の一番奥にある膜です。網膜剥離はこの膜が剥離した状態で、視力障害を起こします。片方だけで起こしたときには発症に気がつかないこともあります。
 原因としては
先天的な奇形、外傷、網膜血管の出血、高血圧、感染・免疫介在性の炎症、特発性、などです。
 奇形・外傷・出血によるものでは治療に反応しません。炎症により起こっているものでは
ステロイド利尿剤などで治療しますが、反応しない場合も多いです。

 予後は剥離の程度により様々です。片側だけで起こりもう片方が正常な場合には日常生活には支障はありません。