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角膜の奥側の眼房という部分において、正常では作られる眼房水の量と出ていく量とが等しくなっており、一定の眼圧が維持されています。緑内障とは作られる量>出ていく量という状態になった病気であり、白内障からの続発、レンズの脱臼、ブドウ膜炎、外傷、腫瘍、原因 |
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不明性などいろんな原因によって起こります。人の緑内障とは治療方法が異なる病気です。
眼圧が高くなることにより目が大きくなって見え、瞳孔は開いた状態になり、角膜浮腫と白目の部分の充血を起こします。また痛みがとても強いのが特徴です。48-72時間眼圧が高い状態が続くと目の奥の神経が圧迫されて失明します。その後に眼圧が低下しても神経は回復しません。
急性のものと慢性のものがありますが、急激に発症した場合は目を救うための処置として、眼圧低下のための救急処置として注射点滴を行い、その後眼房水の産生を減らす内服薬と、眼房水産生減少と排出増加のための目薬を行います。
飼い主が気づかないで徐々に進行してきていることが多く、すでに虹彩の癒着などの併発症がある場合も多いです。このときには内服と目薬で眼圧を下げることにより痛みを抑えます。
原発性の時には両眼に起こることが多いので、もう片方の目の発症にも注意する必要があります。
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