すう壁性皮膚炎




 脇の下・そけい部・皮膚のひだの間などで機械的に皮膚がこすれたり、分泌物がたまりやすかったり、じめじめして細菌や真菌が感染し炎症を起こす病気です。
 診断は視診と顕微鏡検査で行います。


 病原体が見られたときには感染を抑えるために抗生剤や抗真菌剤を使用する必要がありますが、素因として肥満や皮膚のひだがあるときには、原因が解消されない限り何度でも繰り返します。特にパグなどのひだの中などは普段からきれいにし

てあげ、場合により消毒液でぬぐってあげた方がいいでしょう。肥満のコは痩せることが一番の治療です。
 生まれつきの構造上の問題で病気が繰り返し起こる場合には、外科手術をしてひだをなくすことが根本治療となります。