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脳の全体で軽い異常興奮がおきるもので、動物は錯乱し、全身の筋肉の対称性痙攣を見せ、オーナーに向かってはって進もうとします。時によだれ、排尿、嘔吐などを起こします。
通常は進行することはなく、治療対象とはなりません。命に関わることは通常無いといわれています。
動物は自分の体が思うように動かないのでびっくりして困惑しています。やさしく声をかけて安心させてあげると良いようです。
もし、意識の消失や筋肉の強直など重度の症状が頻繁に(月に2回以上)出る場合には治療対象となりますので教えてください。
鑑別診断はてんかん、脳の部分発作、心臓病、肝臓病、腎臓病、その他です。
より重度のてんかんや全般性発作では意識がなくなり大きな痙攣が起こります。
部分発作では脳のどこが興奮するかによって症状は様々です。
心臓病では脳が低酸素症になることによって失神がおこります。
肝臓病や腎臓病では神経に悪影響を及ぼす物質が体内をめぐることによっておこり、症状は様々です。
症状によっては血液検査などで他の病気を除外して置いた方がいいかも知れません。
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