エストラス



 一般に売られているフェレットは去勢・避妊手術と肛門嚢摘出手術をされています。まれに手術をしていない個体がいますが、未避妊のメスでは発情期にエストラスという致命的な病気を起こすことがあります。
 発情期がくるとフェレットでは
交尾をするまでエストロジェンというホルモンが出続けます。交尾が行われないとエストロジェン中毒となり、骨髄抑制状態で貧血・細菌感染を起こしてしまいます。運良く助かっても発情期毎に病気を繰り返し、確実に死に至ります。避妊手術以外に予防法・治療法はありませんので、もし手術がまだであれば早期に手術をしておきましょう。