ミミヒゼンダニ



 ミミヒゼンダニは耳の中に寄生するダニで、フェレットにおいてはかなり高率に感染しています。人には感染しませんが間違って咬まれて皮膚炎を起こす可能性はあります。
 症状は外耳炎で、
真っ黒い耳垢、かゆみ、外耳道の発赤・腫れなどが見られます。放置しておくと耳道閉塞、耳血腫などにつながることもあります。
 診断は耳をのぞいて動いているダニを確認することでできます。
 耳の洗浄をした後(動くので大変ですが)、ダニを殺す
点耳薬を使います。幼ダニ・成ダニは死ぬのですが卵は残り、またかえってきますので1週間に一度ずつ最低3回は処置が必要です。必要に応じ飲み薬も併用します。