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脊索腫とは、フェレットの主にしっぽの先にできることが多い腫瘍です。
脊索というのは発生段階で現れる脊椎の前段階の組織ですが、通常は発生終了とともになくなります。椎間板の部分に痕跡として残っていることがあるのですが、その脊索が腫瘍化すると、脊索腫という病気になります。
転移などは少ないのですが、組織的には悪性腫瘍であると言われています。
臨床症状は通常しっぽの腫瘤以外は見られないのですが、大きくなって行くと、潰瘍になったり、かじって化膿したりする可能性があります。また、転移は少ないものの悪性腫瘍ですので、早期に手術をする事が勧められています。
治療は、取り残しをしないように気をつけながら外科的にしっぽを切除する事により行います。
早期に取りきれれば、通常予後は良好であるとされています。
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