トレポネマ



 スピロヘータという種類の細菌が陰部に感染して起こる病気で、ウサギ梅毒とも呼ばれています。
 
直接接触や交尾感染で伝染し、感染母との接触でもらうこともあります。
 
皮膚粘膜状の潰瘍や痂皮状の滲出物の他、妊娠率の低下、子宮筋炎、死産が見られます。
 
ペニシリンが効果的ですが、ウサギでは腸管毒血症の心配がありますので、もしくは別の抗生物質により治療します。
 無症状キャリアーの疑いがありますので同居ウサギ全てに服用させます。