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ストレスを受けている鳥でよく起こる病気です。
初期には皮膚の病変はなく、頭と背中以外の毛を抜いて毛が無くなってしまうのが特徴です。時に自分の皮膚を咬んで傷つける場合があり、出血や二次感染を起こすことがあります。
本人の性格が大きく関わっていることが多いので、治療が長期間にわたることが多いです。
治療はまず環境の見直しから始めます。鳥にストレスを与えているようなもの(仲の悪い個体が見えたり、子どもに触られていたり、ネコなどの姿が見える.etc)を無くし、鳥の気が紛れるような環境(人通りの多いところに移したり、ラジオやテレビ.etc)をつくってみましょう。
物理的に咬むことができなくするには上クチバシを少しトリミングします。その他薬物治療として精神安定剤を用いると効果のあることもあります。ただし効果が出てくるのに10日から2週間かかることが多いようです。
エリザベスカラーというエリマキトカゲのような首巻きをしてクチバシが体に届かないようにすれば咬めなくなりますが、どうしてもストレスを鳥にかけますので最終手段です。
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