オカメのヒナ




 オカメのヒナは他の鳥よりも甘えたで、人間からゴハンをもらえるといつまでも自分でゴハンを食べない傾向があります。
 ペットショップで買ってきた時点で痩せているコにおいては自分でゴハンを食べないために栄養不良となっている可能性が高いです。幼鳥時に痩せると体力・抵抗力が低下し、落鳥率が高くなります。寄生虫がいるかどうかを検査すると同時に栄養価の高いフードに変更し、体重を増やす必要があります。
 体重は買ってきた時点で最低
80gは無いといけません。成鳥の平均体重は約120gです。

 体重と体力がついてきたらアワ玉を下に捲き、一旦差し餌を中断します。
差し餌を続けている限り自分からはゴハンを食べ始めません。自分から食べ始めたら差し餌終了としますが、体重が減ってくるようだと差し餌を再開し、また体重を戻してから差し餌中断を繰り返します。
 オカメのヒナが一旦痩せると手遅れとなることが多いので、しっかり体重がついて、早期に差し餌から離れることができるようにがんばりましょう。正常な差し餌終了の目安は生後
約1ヶ月半です。
 
 沸騰させた差し餌と片栗粉少々・青菜少々を混ぜると親からもらうエサと同じくらいの堅さになるといわれています。
 差し餌が終了した個体ではカラ付き餌+青菜+カットルボーン/ボレー粉が基本となります。