咳をする病気はいくつかあります。大きく肺・気管の病気、心臓病、感染症などです。
 ポイントはいつからしているか、昼間と夜中とどちらが多いか、他の動物は大丈夫か、咳以外の症状は無いか、etcです。
 子犬で買ってきたばかり、とかでしたらケンネルコフなどの感染症が疑いが強くなります。
 肺・呼吸器の病気としては肺の炎症・腫瘍、気管虚脱、気管支炎、etcがあります。心臓の病気としては僧帽弁閉鎖不全フィラリア、心筋症、etcです。
 呼吸器か心臓かの見分けには聴診や気管の触診、レントゲン検査、心電図検査、etcが役に立ちます。
 治療は原因により異なりますが、場合によっては症状が治まりにくいものもあります。いずれにせよ、咳をしているときには本人はとても苦しいので、早めに診察をした方がいいでしょう。